50の手習い ジャズサックスに挑む!

若い頃にやっていたジャズサックスに再度挑戦しています。

しっかりとジャズの理論を学んでみたい その1

2021年3月にサックス演奏を再開しましたが、しばらくは音をちゃんと出す、いくつかの曲のメロディを吹けるようになるという点を中心に練習してきました。当然ながら、そういう営みを続けていくと、ジャズサックスの場合、至る道はアドリブということになります。

よく考えてみると、学生時代はパッション重視の勢いでなんとかしちゃう系のアドリブであったので、50歳近い人間がやるには到底無理があります。そもそもブランクが長すぎてコードトーンが何かすら怪しくなっていたので、これはゆっくりでいいからちゃんと学び直した方がいいかなという結論になりました。もっと正確に言うと、ちゃんと学ぶのは初めてといった方がいいでしょう。

早速、行き詰まる

人間、50にもなると生き方自体がお堅くなってしまうというか、仕事上でもあらゆる矛盾や辻褄の合わない点をなくして企画を立てるということに慣れてしまっています。そのため、アドリブ演奏時に基礎がないと、やっていることに対して違和感を感じたりして、なんかお尻のあたりがむずむずしてしまう気がしてしまうという体質になってしまっております。そこでネットでいろいろと調べておりましたが、ネットの情報ではどうも何かが欠けている。それもそのはず、それをフルオープンにしてしまったら、YouTubeで音楽関係の動画を流している人たちの本来の目的であるレッスンに参加してもらうということができなくなるからです。それは当然のことだと思いますし、知りたい人は積極的にレッスンに参加すべきだと思っています。実際に、YouTubeでいろいろと紹介している人が私の居住地そばをテリトリーにしているようで、レッスンの検討をしたこともあります。

ただ、わたくし、猛烈な人見知りなので、こういったケースが極めて苦手という特殊事情があります。共通の知人がいて紹介してもらうなどがないと精神的にきつい。どうしたものかと思っていたところ、とある人との邂逅があったのです。

素晴らしきかな同期の縁

詳細はここでは省きますが、とあるきっかけで大学時代のジャズサークルの同期で、いまはプロのピアノ奏者として活動しながら、地域で音楽を教えている人と25年ぶりに再開しました。でもって、ジャズ理論を勉強したいのだけど、どの辺から触っていけばいいだろうかと相談したところ、まずはこの辺から入ればいいんじゃない?ということで2冊紹介してもらいました。

なんでこの2冊なのかというのはよく分かりませんでした。そもそも書いてあることが高度すぎて挫折しかかりましたが、どっかのタイミングから「あ、なるほど」的なことが増えてきて、1年経過した今は完全に理解しているかと言われればそうではないが、皆目分からないということもないという状態まで来ています。

これらの本からどんなことを学んでいるかというのは次回以降で記録したいと思います。

 

 

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