50の手習い ジャズサックスに挑む!

若い頃にやっていたジャズサックスに再度挑戦しています。

楽器のメンテナンス その1

コロナ禍をきっかけにサックス演奏を20数年ぶりに再開してから2年以上が経過しましたが、当初から気になっていた点がありました。楽器をやる方ならお分かりかと思いますが、楽器のメンテナンスです。結果から先に述べますと、これを書いている時点でメンテには出しています。もっというと、仕上がったという連絡が書き上げ直前に来ているのですが、諸事情から受け取りは来週のどこかになるので、まずはメンテナンスに出す経緯なんかをまとめてみました。

抱えていた違和感

吹き始めのころはそもそもブランクがあるための音の出しづらさだと思っていたのですが、程なくして慣れてきたらそれなりに音が出るようになったので、まあこんなもんかと思っていました。ただ、いまはネットに情報があふれておりますのでいろいろと見ていたら、楽器の調整をしなければならないという考えに至りました。でもって我が楽器を眺めてみると、タンポも見るからに劣化。そりゃ買ってからは30年経過していますので当然の話で、それでもまだ吹ける状態なのはヤマハの品質なのか、だいたいそんなものなのかは不明です。

ともあれ、これはオーバーホール一択ということは理解しましたので、いろんなところの料金表を比較してみたのですが、だいたい税込みでいくと安くて8.5万円から12万円くらいと、それなりの金額です。ちょうど息子の学費がいろいろと掛かっていたというのもあって、なかなか踏み出せずにおりました。やはり久々に会った別の楽器の後輩に聞いたら、やはりフルでメンテナンスするとなると10万円以上かかるとのことでした。さすがに子育てしながらその金額はホイホイ出せないから、そのままやってますとのことでした。

ちょっとした趣味であれば、こんなレベルでいいのかもしれませんが、いろんな環境が整いつつある現在、ちゃんとした趣味として向き合いながらやってみようという気になりつつあります。ただ、このままの状態ではまたちょっとした趣味レベルでいいやってことになりそうなので、エイヤーでメンテに出してしまおうと考えた次第です。

 

どこにいつ出すか問題

実は一度、思い切ってメンテナンスに出そうと思って、全国展開をしている楽器店に電話で問い合わせたことがあります。それがちょうど昨年、2022年の8月か9月の初め頃だったと記憶していますが、学校の長期休暇中に楽器のメンテナンス依頼が大量に舞い込むため、そこのタイミングで頼むと2か月待ちの可能性があると言われました。この辺の事情をよく理解していなかったのですが、夏と冬の休み期間と受験前はけっこう忙しくなるので時間は約束できないのはどこに頼んでも同じだろうという話でした。

というわけで、狙うならその学校が長期休暇中の繁忙期があけたタイミングということで、10月のアンサンブルが終わったタイミングで、家から最も近い楽器店に出してみました。こちらは上述の楽器店は違うところですが、全国展開している中では店舗数はダントツではないかというのが私の勝手な印象の楽器店です。音楽教室も併設しているので、だいたい想像つくかと思います。

結果的に最も料金が高いところに発注する形となり、当初方針としてはできるだけ安いところで済ますというものでしたので結果としては矛盾することになりましたが、普段からリードを買いにいっているという心理的な親近感などもあって、そこにしました。今後の定期的な調整については、個別に関係性を築けるところがいいかなと思っています。となると、個人の楽器修理屋さんかその場で調整をしてくれるところということになるのかなと思っていますが、その心配はまだ先にすることにします。

 

次回はメンテナンスから帰ってきた我が愛器の状態なんかを記録してみたいと思っています。