50の手習い ジャズサックスに挑む!

若い頃にやっていたジャズサックスに再度挑戦しています。

アドリブ集を買う

何でもできることはやってやろうということで、ソロアドリブ集を買ってみました。これはいわゆる黒本を手掛けた納浩一さんと、そのバンドメンバーである青柳誠さん、ギタリストの布川俊樹さんが譜面を書いたものです。これをそのまま使うと言うことではなく、音の使い方や使えそうなフレーズを頂戴するのが目的です。

ひとまず、パラパラとめくっていますが、ほほうなるほどというところもさることながら、どうしてこの音の構成なんだろうという部分があり、早くも楽しみです。

練習の記録 2024.05.19 アンサンブルとその事前練習

今日もアンサンブル練習でした。なんかこの中間でいろいろと忙しくてあまり練習できず、ちょっと準備不足かなといった感じで臨みましたが、前回から3週間だったのですね。たかが1週間、されど1週間。あるとないとでは何かと変わってきます。

結局のところ、練習でやっていることがアンサンブルでは全くできてないという状態に進展がありません。これはそもそもの練習の絶対量が不足しているというのは大前提となるのですが、練習では自分のペースと感覚だけで成立する一方、バンドとなるとなかなかそうともいかず、練習で吹いていたフレーズがほとんど意図どおりにできてない状態が続いています。

繰り出せるフレーズがほとんどないというのがポイントではあるのですが、用意していてもなかなか思い通りに出てこないというのがややこしいところで、ここまで来たら極端な話、完コピでやってみるのがいいのかもしれません。いったんやってみれば、何かが見えてくるかも・・・?

「91歳、今が一番楽しんでる」文藝春秋に渡辺貞夫さんのインタビュー

雑誌「文藝春秋」6月号に貞夫さんのインタビューが掲載されています。

 

bunshun.jp

私は有料会員なので読むことができますが、有料会員ではない人は全文は読めないと思います。多分、冒頭部分だけは見えていると思いますが、昨年くらいからけっこう病気をしているみたいですね。でも、チケットぴあのメールマガジンではしょっちゅう貞夫さんのライブの案内が来ますので、まだまだ本人はやる気満々です。面白い部分をちょっと引用します。

 公演以外の日でも、毎日2時間は楽器に触れています。
 日課としては、朝5時に起きて、近所を早足で1時間ほどウォーキング。午後は公園で雲梯にぶら下がったりスクワットしたり。若い頃は毎日5キロのランニングを続けていました。同じマンションだった故・アントニオ猪木さんと走っていたこともあります。彼はいつも途中でいなくなって、ゴールに近づくとどこからともなく現れた(笑)。

91歳にして早足で1時間ウォーキング。。。
すごすぎます。貞夫さんの半分強の年齢の私は1時間も早足で歩いたらそのあと何もできませんw

楽器を本格的に始めたのは高校生で楽譜が読めるようになったのは21、22歳くらいとのことで、確かこの辺の下りは若い頃に読んだ貞夫さんの本でも書いてあったような気がします。なお、いまアマゾンで検索したら古本が売ってたので注文しましたw
私がかつて持っていたのはどこかにいってしまいました。あるいは図書館で借りて読んだかのどちらかでしょう。

 

渡辺貞夫―ぼく自身のためのジャズ』

https://amzn.asia/d/hPZMA0b

 

文藝春秋のインタビューに戻りますが、バークリーに留学して理論を学んだら、目から鱗が落ちるの連続で楽しかったというところがあります。私もいま理論を習い始め、貞夫さんと同じレベルで語るのもおこがましいのですが、同じような感覚があります。

また、若い頃の演奏を聴くと長いフレーズも平気な顔して吹いていてすごいと思う反面、いまが一番充実しているとも述べており、本当にすごい人だなと思うばかりです。

上述のとおり、貞夫さんの本は注文済みなので、届いたらゆっくり楽しみたいと思います。

ジャズ理論を学ぶ 初回はダイアトニックコード

仰々しいタイトルですが、なんのことはない、基礎から学ぼうとしているだけです。その初回は基礎のキということでダイアトニックコードです。

理論の教科書は2冊持っていて、相互に補完しながら何度も読んではいます。ただし、理解度はそこまで高いとは言えず、特に言語化をすることができていません。とにかく字面をいくら追っても実践になかなか結びつかず、どうにもモヤモヤした状態であったのはすでに書いたとおりで、それを解決するために教えを請うという行動に出たというわけです。言語化というのは、そのダイアトニックコードはソラで思い浮かべることはできますが、その仕組みやなぜそうなっているのかを言葉で説明することはできないという意味合いで、初回講義を終えた感想ではその言語化がちょっとはできそうだなというところです。

これまでは早く効率的に身につけたいのであれば習う方がいいという、習ったこともない身で偉そうなことを書いてきましたが、これは実践してさらにその確信度を高めている次第です。独学も十分に楽しいのですが、なんたってしっかり構えておけば情報が瀧のように流れてきますので、独学とは違った楽しみがあります。しかも、ちゃんと理解している人からの説明ですので、的のど真ん中を射貫いていますし、分からなければ聞くことができるのでこれはもう圧倒的に効率がいいです。こんなことならさっさと習っておけば良かったというのはわかりやすすぎるコメントですがw、最後に発しておきます。

次回は2週間後です。宿題も出てますので、準備を怠らずに臨みます!

なぜか今更、Confirmation

結論から言ってしまうと、私はあまりチャーリー・パーカーが好きではないのです。いまからいうと、好きでなかったというべきかもしれませんが。

アルトサックス吹きでジャズを曲がりなりにもやっている身としては失格なのかもしれませんが、早吹き自慢大会みたいな演奏がどうもしっくりきてませんでした。しかし、ここに来てパーカーのコピー譜を主に練習していたら、フレーズの練習としては最適なのはいうまでもありませんが、ちょっと早吹き的なものができ始めてきており、楽しくなってきたという状況です。ただ、これからその方向にシフトするかというとそういうことはないかなと思っています。志向するのはマイルス・デイヴィスのような演奏ですので、しっかりと間合いを取りながらの演奏をしていくのだと思います。

ただ、早吹き自慢の最たるものであると考えていた「Confirmation」が最近、指に馴染んできています。文句を言いつつも、いろんな人の演奏を聴いているとやはりカッコイイには違いがありません。けっこう前に練習してみたものの、指が思うように動かないとか、リズムがとりにくいなどで諦めたのですが、この1週間くらいで毎日練習していたら、なんとか吹けるようになっているという不思議な状況です。

まだまだ通しでミスなく吹けるレベルにはありませんが、すらすら吹けるようになったら新たな楽しみが生まれるのかなとちょっとワクワクしているところです。

練習の記録 2024.04.28 アンサンブル

なかなか更新してませんが、練習自体はほぼ毎日やっております。スタジオなのか家なのか、長いのか短いのかはさておき、コツコツとやっております。

先週にアンサンブル練習、その前にはスタジオ入りというルーティンもいつもどおりですが、その間の出来事などをメモ的に記しておきます。

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練習の記録 2024.03.31 Gottsuマウスピースをフルに試す

というわけで、新規に購入したGottsuのマウスピースをフルボリュームで試してきました。結論から言うと、

 

いいですね!

 

といったところです。ただ、まだ最初なので音の当て方が分からないというか、制御がまったくできていないです。響きも音量も出ている気がしますが、まだ音の出方が不安定です。この辺は慣れもありますので、これは時間が解決してくれるのを待つしかありません。

 

さて、ここからは2日後の話ですが、家で吹いていたらどうも音が出ない。もちろん小さい音でやっているからではなく、とにかく音が出ない。リードを替えてもまったく変わらずで、おかしいなと思っていろいろと見ていたら、閉まるべきパッドが閉まってない。。。これは応急処置でなんとかしました。

それでもまだ音が出ないなと思って他にも見てみたのですが、他のパッドはちゃんと閉まっている。他のどこかが壊れたかと思ってマウスピースまで外してチェックしましたが問題なし。そのついでにマウスピースだけで音出しをしてみたのですが、出ない。。。
結果的にくわえる深さを変えてみたら出たのですが、要するにこれまでの感じでくわえていたのではダメだということですね。スタジオの時は音量を気にせずできるので、誤魔化されていたか、スタジオの時には正しい位置でくわえられていたのかもしれません。

てな感じで、一旦リセットを余儀なくされている春であります。。。