50の手習い ジャズサックスに挑む!

若い頃にやっていたジャズサックスに再度挑戦しています。

【序章その1】 まずは演奏環境を整える

前回、コロナ禍をきっかけにサックス演奏を20数年ぶりに再開したことを記しましたが、その初期段階のことを記録していきたいと思います。

 

演奏場所の確保

管楽器の場合、必ずと言っていいほど解決しなければならないものとして、演奏場所の確保が挙げられます。よほど家が広い、防音環境を実現しているといったことでなければ、これは必須と言えます。昔は河原で演奏するなんてことをよく見かけましたが、現在ではそれもクレーム対象になるという世の中ですから、専用のスペースで演奏するに越したことはありません。私の住んでいるマンションでは楽器演奏は時間を守り、周囲に配慮すれば可能というルールになっていますが、さすがに管楽器は音量がそれなりですし、近所のピアノ演奏と思われる音もけっこう聞こえてきますので、時間内OKだとしても気持ちよく吹きまくることは気が引けます。となると、音楽スタジオかカラオケボックスが候補としてあがってきます。私が住んでいる街には幸いなことに両方存在しますので、音楽スタジオの会員になることから始めました。

時間帯にもよりますが、だいたい1時間700〜800円くらいで入ることができます。カラオケボックスの方が若干安いですが、そんなに差はないと思いますので、周囲からのぞき見されることもないだろうスタジオを選んでいます。スタジオが近所にあるという環境はかなり恵まれているんじゃないでしょうか。どこにでもあるというものでもないでしょうから、気軽に始めてみるという点ではホントにラッキーでした。

 

けっこう体力勝負

復活初期の頃から2年以上経過した今に至るまで、だいたい2時間を基準にスタジオ入りしています。ようやく慣れては来ましたが、2時間の練習となるとかなり体力がいります。もう若いと言える部類ではないので体力作りみたいなことが必要で、それは繰り返して練習するということで解決するしかありません。おそらく、しっかり呼吸しながらというところで疲れているのかなと思います。若い頃に腹式呼吸については訓練を受けたことがあり、しっかりやるとなると腹筋をかなり動かすことになりますし、なんとなくそういうことなんだろうなと思っています。

50歳を超えると基礎体力の維持が重要になってくると思いますので、趣味を楽しみながらそれを実現できるのであれば一石二鳥といっていいでしょうね。また、これは私の感覚でしかないのですが、管楽器奏者は長生きな気がします。もちろん過去にはドラッグで早世したり、癌や事故で亡くなった奏者もいますが、総じて長生きな気がします。ちゃんと呼吸することは健康にいいみたいですし、その辺も関係あるんじゃないでしょうか。